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山形漆掻き日誌-1 |
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| トップページ 大西 智洋さん 漆掻き日誌05−1 漆掻き日誌05年-2 漆掻き日誌06 年−1 | |
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第1回 2005.6.15 今年、山形にある大学恩師の自宅庭で漆掻きを行うこととなりました。僕が4年前に岩手県浄法寺町で研修を受けた漆掻き技術を未熟ながら恩師と仏像修復を行っている先輩と後輩二人に伝達する為、6月から11月まで定期的に通う予定でおります。
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そして目立てという、木にキズを付けていく際の基準として小さなキズを付ける作業を行いました。このキズからは漆は採取しません。あくまで位置決めと木に刺激を与える事、キズ口周辺に樹液である漆を集める事が目的になります。 今後、恩師が毎年少しずつ採取していく計画のはじめの一歩となります。今年は僕も久し振りに漆掻きをする経験が出来るのでとても楽しみにしています。 |
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第2回 2005.6.21 二回目のキズ付け(辺付け)、上山(あげやま)を行いました。天気はとても良く雨の心配はありませんでした。
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そして二辺目から初めて漆の採取を行います。キズの長さは2cm位、木がまだキズを付けられる事になれていない為、弱らないようにキズの中心から手前半分しか樹液を採取しません。そのため採れた漆は極少量です。 |
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第
3回 2005.6.24
山形で今回掻いている漆の木は比較的樹皮が薄く感じます。そのため漆鎌で皮を削るのが楽です。そもそもここの漆の木は新潟の掻き子さんから苗木を分けてもらい庭に植えたそうです。早いものでは8年位で太い所が12cm位まで育っている木があります。土が良く陽当たりも良いからでしょうか。
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| さらに心配な点があり、二辺目を掻いた次の日は天気が良くなく、日照時間も少なかったため光合成も足りなかったのでは?と心配していました。しかし実際掻いてみると思っていたより樹液が出てくれましたが。夏場の盛漆を沢山取りたいので次の四辺目まではしっかり休みを取り、7月20日前後までの初漆を木に負担をかけないように採取できればと考えております。 |
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第
4回 2005.7.20 辺掻きというのがあります。6月半から9月一杯に辺付け(キズを入れる事)して漆を採取する掻き方を言います。浄法寺では上げ山から梅雨の終りまでを初辺、梅雨明けから8月一杯までを盛辺、9月の一ヶ月を末辺と言い、それぞれで採れた漆を「初漆」、「盛漆」、「末漆」と呼びます。しかしこれはあくまで浄法寺での目安であり、以南では末辺が10月にかかったり、その年の天候で左右されます。
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| 今回の漆掻きでは大学恩師とその奥様、息子も駆け付け、さらに大学の先生方やその奥様、赤ん坊、学生等と計12人(4家族)も来てくださいました。その方々を前に僕が簡単に漆掻き作業を説明・実演し、皆さんに実際に掻いていただきました。 写真は大学恩師の息子(9才)の漆掻き作業です。キズの深さ、長さも丁度良い感じでした。 |