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今回のサブタイトルは「Love is Water」です。

東村山市の資料館に展示してある下宅部遺跡の出土品を見に行ってきました。前々から漆製品や木材が数多く出土したものが展示してあることは聞いており、電車で簡単に行ける所であったにも関わらず不精しておりました…
 
下宅部遺跡(しもやけべいせき)は縄文時代後期から晩期前葉(約4000〜2700年前)、奈良・平安時代(約1200〜1000年前)の遺跡です。報告書によりますと「水の恵み」を受けた遺跡と紹介しております。

要約させていただきますが、それは狭山丘陵に谷を刻んで流れる北川の河原に位置し、生活に欠かすことのできない水を得るのに適した土地であったようです。その縄文時代の北川が氾濫した事で埋没、地下水が水浸けの状態で途切れる事なく続いたお陰で木材等の有機遺物が四千年後の現代まで届けてくれたことも「水の恵み」ということです。

気持ちの入った報告書です。

 

出土した主なものには狩猟関係、網等の漁具、木の実の利用、丸木舟や木製品、漆工作業、繊維の水晒しがあげられていました。

資料館には出土した漆製品が数多く展示してあり、特に興味深いものは漆を採取したと思われるキズが残るウルシの木が確認された事です。このウルシの木は漆採取後に伐り、川の流路に杭として利用されたものが後に埋もれて現在まで残ったようです。

ちなみに杭には樹種同定できたものの内、クヌギやクリが半分以上を占め、ウルシがやや多いものの1割以下で確認されたそうです。そのウルシの木には、枝漆を採取する時のような一周させたキズ跡が入っています。


漆を採取し、多くの漆製品と漆の入った土器の出
土、ヒビの入った土器を漆で補修したようなものまであり、生活の中で漆と深く関わった土地のようです。


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