| 漆刷毛徒然記-2 2001.5.16 |
| 田中勝重さんから頂ました。 |
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| 塗りを、自分の気にいったようにするには、色々な条件が必要だと思います。漆刷毛に関してのみ、取り上げれば、私の場合は、5分から8分ぐらいの刷毛を良く使いますから、折々に、買いだめしておきます。 柄の部分は、最近は、木地のまま、油を摺りこんだり、和紙着せしています。堅地にして、塗りこむと、切り出す時に、刃が滑り易いからです。切り出しには、塗師刀、かんなの刃、彫刻刀などを使い、場合によって、最後に中砥も使います。 下塗り、中塗りなどで、使ってみて、調子がでてきたものを、上塗り用とします。切り出してから、急に上塗りに使うと、毛の間に入っているほこりや、粒子が塗面に残ります。 透、黒、朱用と大きく、3種にわけておくと、便利です。良い刷毛であっても、切り出し方や使い方で、調子がでない場合がありますから、いつも、たくさんの刷毛を用意しておきます。調子のでない刷毛は下地用、摺り漆用として使い、毛がすり減った時、又、切り出し直して、中塗りから使ってみます。 良い刷毛を、1ツだけ大切に使うより、たくさん用意しておいて、使いわける方が、効率が良いと思います。 |