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トップページ > 展示会訪問記 >  第6回 赤木明登さん

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2008年4月5日に赤木明登さんの個展に伺いました。

朝方は肌寒かったのですが、昼頃から気温上昇、六本木の街を歩いていると汗ばむくらいの晴天となりました。

桜も散り始めたとはいえ、まだまだ見頃であり、どこの街を歩いてもきれいに咲いた桜の花が目に入ってきて気分が良くなります。

まず、新宿で1件目の用事を済ませ、地下鉄丸の内線に乗って霞ヶ関へ、そこから日比谷線に乗り換えて六本木駅に向かいました。

ご存じ人気の六本木ヒルズがある為か、出口付近は若い人達で一杯の状態です。

にぎわっている地上に出て、心地よい陽を浴びながら西麻布の交差点方向へ歩きます。


   
10分ぐらいのところ交差点から一本裏道に入っところにあるのが今回の展示会のお店である「桃居」さんです。

にぎわいの六本木でもひとつ裏に入れば、そこには静かな小径がありました。

但しやはり六本木、そこかしこにオシャレなお店が。

さすがは裏路まで六本木ですね。

「桃居」さんのお店には、もうお客様が入ったり出たりしてにぎやかです。

お店の前に「赤木明登展」のボードが出ています。

お店は雰囲気がありながらも明るくて作品が見やすくて有り難いです。


にぎやかなお客様の中に、赤木明登さんが静かにおられました。ごあいさつをしてとりあえず作品を拝見させていただくことに。

棚には、たくさんの小さなぐい飲み、そしてお椀、反対側の棚には黒のお椀。

そして目にとまったのはお椀でした。

ちょっと見た目が、ポッテリとした形のもので、なんとなく暖かみが感じられ口のアタリも良さそうです。


10コずつ20種類以上あるというぐい飲みは朱、黒でずらりと並んで壮観。

「皆、形が違うんですよ」と赤木さん。

「どうぞ手に持ってください。私のところでは、手袋は必要ありませんから」

とニッコリ。お言葉に甘えてじっくりとグルグル触らせていただきました。

そして、真ん中のテーブルに展示された陶器のお皿に目がいきました。

「赤木さん、これは・・・」

「これは木型を私が作ってドイツに送って焼いてもらったものですよ。」

 

 


「ああ、そう言えば前にご案内いただいた手紙に中に書いてありましたねぇ。これがそうなんですか。」

さらに目をやると金属製のナイフとフォークがありました。

「これは・・・」

「これはですね、中世のイギリスのカトラリーを参考にして日本人に合うように縮尺して型をつくり、高岡で作ってもらったものです。」

「真鍮のものに銀メッキしてあります。中世のイギリスのスプーンなんて、まるでサーバーかと思うくらいに大きいんですよ。」


   
ご説明いただいている間にもたくさんのお客様が。

あまり赤木さんを独占してはいけませんので、お話はここまでにして、赤木さんの本「塗師物語」にサインをお願いすることにしました。

「自分のペンで書きましょう」

とサラサラと書いてくれました。

「これはなんと読むんですか」

「月の灯り 光はいつも輝いているけれど・・・・」

帰ってから調べてみると、明明たること月の如き   夜空に輝く月の光が   何時可採 何れの時にか採るべき   手に取る事が出来ないように・・・・とありました。

いろいろ有難うございましたとお礼を申し上げて、本日はここで失礼しました。

わたくしの刷毛がだいぶお役に立っているようなので一安心でした。

   

帰り道は日比谷線で恵比寿まで出て、山手線に乗り換えて代々木で下車。

39年前高校時代に通った代々木ゼミナールを見ながら小田急線の踏切を越えてデニーズへ。すぐ近くには代ゼミのタワー新校舎がそびえています。

さて、今回は、おかわり自由のドリップコーヒー220円とキャラメルハニーパンケーキでした。

だいぶ歩いて疲れも出たので、ハニーメープルシロップのパンケーキがとてもおいしいです。コーヒーも中浅炒りでほどよい酸味とコク。

桜と心地よい春の風の一日でした。新宿から湘南新宿ラインで帰ります。


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