淑明女子大学

２０１０年７月１６日　梅雨が明けていきなり猛暑になった１６日、韓国より淑明女子大学校（スンミョンじょしだいがっこう、英称:Sookmyung Women's University）学生さんらの２０名が観光バスで工房まで来られました。

金　雪（KIM,SEOL）教授、通訳を兼ねて芸大に留学されていた具（Koo Eun Kyung）先生の他、女子大なので女性の学生さん２０名がにぎやかに来られました。

狭い工房部屋なので、果たして入りきれるか心配でしたが、なんとか一杯になりながらも座って頂きました。

漆カブレも皆さん心配ないとのことですし、せっかくお出で頂いたのですから急ぎながらも漆刷毛の製作工程を実際に行い見ていただきました。

毛揃え、巻込作業、仕上作業、毛摘み、ほぐし作業

途中に質問もたくさんしていただき、皆さんの熱意が良く伝わってきました。実際の作業なので韓国語、日本語の意識もほとんどなく伝えたい事が伝わりました。

日本、中国、インドの髪毛の違い、赤毛と黒毛の脂分の違いも触れて実感してもらいました。鉋削りの削り華１６ミクロンには喜んでもらいました～　笑

とても海外の方々とは思えないくらい、良くご理解いただきうれしい想いでした。

写真は金　雪（KIM,SEOL）教授の作品集です。