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泉清吉の江戸伝統技法

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漆刷毛は多少の違いはあってもどの漆刷毛もほとんど同じ、とお考えの方も多かろうと思います

実際は、カタチは同じでも中身はまったく違うものです。道具、材料、製作技法もこんなに違うかと思うほどです

生粋の神田江戸っ児職人としては、自分の仕事はこうですああですとは、言いたくありません

野暮ですからね

しかし、今まで一子相伝の口伝・秘伝として伝えられてきた江戸以来の伝統技法

これを述べておかないと、全部同じと 思われかねません。これはどうしても避けたいと思います

 

そんなわけで、公開できる範囲で、1656年以来360年間続いてきた泉清吉の伝統技法を掲載させていただ きました

写真は左から、七世 泉清吉 八世 泉清吉 九世 泉清吉

現在、この江戸からの伝統技法を行っているのは漆刷毛師の泉清吉だけとなりました

他店は現代風簡略アレンジをしておられます

江戸以来の毛引き・毛揃えをしているのは泉清吉のみ

江戸以来の毛固めをしているのは泉清吉のみ

写真のように口で巻込紐を引っ張る工程も江戸以来の泉清吉のみ

自分の膝の上で巻込作業のクサビを打つ作業をしているのも江戸以来の泉清吉のみ

その他、違いはたくさんありますが上記の江戸技法は譲れないところです

今まで製作工程も詳しく公開、とても喜ばれてきましたが数年前からコピーして使う製作者が出てきました

文言や説明語句 言い回し方 その他を勝手に使われるため、誠に残念ながら中止いたしました


毛揃え 毛引き 毛固め 悪毛 落ち毛 毛板 毛裁ち は漆刷毛説明語句として九世・泉清吉が考えだした造語です