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泉清吉だけの江戸伝統技法 |
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令和の十世 泉清吉 |
漆刷毛は多少の違いはあってもどの漆刷毛もほとんど同じ、とお考えの方も多かろうと思います 実際は、カタチは同じでも中身はまったく違うものです。道具、材料、製作技法もこんなに違うかと思うほどです 生粋の神田江戸っ児職人としては、自分の仕事はこうですああですとは、言いたくありません 野暮ですからね〜 しかし、今まで一子相伝の口伝・秘伝として伝えられてきた江戸以来の伝統技法 これを述べておかないと、後世に漆刷毛は全部同じと 思われかねません
他店は、いろいろ理由はございましょうが アレンジ製法をしておられます
江戸以来の毛引き・毛揃えをしているのは泉清吉のみ 江戸以来の毛固めをしているのは泉清吉のみ
写真のように口で巻込紐を引っ張る工程も江戸以来の泉清吉のみ
自分の膝の上で巻込作業のクサビを打つ作業をしているのも江戸以来の泉清吉のみ
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写真は1978年頃のわたくし九世・泉清吉 良い漆刷毛を作ろうと必死でした 漆刷毛の形はキレイにできます 塗師に地域独自の使い方を聞こうと全国の産地を回りました 現在の広重刷毛は、そんな泥にまみれて得た使い手のご意見の積み重ねです |
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賞状シリーズ−1 一等金賞 写真は祖父七世 泉清吉が明治45年4月8日 金比羅宮奥社三百年祭記念博覧会で受賞した金賞状です まだこのころは、東京都ではなく、東京府だったのですね この翌年八世 泉清吉誕生です。総裁は、あの大隈重信候 1枚の漆刷毛にもこんな長い伝統の歴史が詰まっています。 2016年私も金比羅さんにお参りさせていただきました。 |
だからこそ、世界遺産をはじめ国宝、文化財の修理修復に使われ、漆芸最高作品にも使われるのです この江戸伝統技法をなんとしても次世代につなげなければなりません |
今まで製作工程も詳しく公開、とても喜ばれてきましたが数年前から無断盗用して使う製作者が出てきました 文言や説明語句 言い回し方 その他を勝手に使われるため、誠に残念ながら中止いたしました 詳しい使い方 製作方法などのパンフレットご希望の方は ぜひ ご請求くださいませ 無料送付させていただきます |
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毛揃え 毛引き 毛固め 悪毛 落ち毛 毛板 毛裁ち は漆刷毛説明語句として九世・泉清吉が考えだした造語です |