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2008年4月12日に、彫刻鑿の名門である、小信さんの工房にお伺いしてきました。 小信工房の斎藤さんとは2007年12月にお仲間と、わたくしの蓮田の工房にお出でいただいたときに、初めてお会いしました。 でも、わたくしは、ずっとその前から「手道具を生み出す鉄の巧み達−打ち刃物職人」という本で斎藤さんの記事を読んだり、使っている方からお聞きして存じていました。 道具を作る職人−ということで基本軸が同じであるわたくしとほぼ同じ考え方であると思われ、最初から意気投合いたしました。 そして、今回、鎌倉彫師の田中光堂さんにお誘いいただき、西東京市にある小信さんの工房におじゃまいたしました。 |
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蓮田からいつものようにクルマで新宿に向かいました。天気の良く、高速も空いていてラクチン快適に走ります。 朝の9時15分に出て10時には新宿西口に到着。田中さんご夫妻と待ち合わせの 三鷹駅に行くにはしばらく時間があります。 いつもの、新宿西口、ヨドバシカメラ近くの喫茶店のルノアールに入りました。 ルノアールはお客さんの年代が割合高くて、落ち着いた雰囲気なので良く入るのです。この年になると、さすがにマックでは落ち着きませんので。笑 トースト、卵、スープ、ドリップコーヒーで620円。 |
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さて、武蔵境駅で合流、奥様に運転していただいて小信工房さんへいざ! 住宅地の中に工房はありました。 ご近所に気を使って夜はお仕事なさらないとのこと。良〜く分かります。わたくしのところが、東京から埼玉・蓮田に移ってきたのもその理由なのですから。 こんなところも似ていてうれしくなります。 斎藤さんが、わざわざ製作をしてみせてくれるとのことで感激であります。 火花が飛んで真っ赤になった鉄を叩くところはすごい迫力! 火花が散ります!とても熱くて美しい! |
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小信さんは、各地の美術大学などにひとつひとつ誂えで、丁寧に作ります。 こんなところも共通点。 最初は鉄と鋼だつたものが、鍛接されて、叩かれてどんどんと刃物の形に姿を変えていきます。 漆刷毛はジワリジワリと数ヶ月かかるものを、打ち刃物は高速でグイグイと工程が進んでいきます。 セン掛けも見せていただきました。刃物の本で、センをかけていくことは知っていましたが、実際にみせていただくのは初めてです。とても丁寧な作業。 足で挟み込み、細かく動かしてセンをかけていきます。 わたくしも巻込作業には、手、口、膝と全部使いますが斎藤さんも同じく、手、足を使って作業をしていきます。 |
| 小刀に「左 小信」と入っています。 「左が付くんですか?」 「小信という名前は他の人が登録してしまったので、左を付けているんですよ。」 「そういう例は多くて、左という名前を前につけるんですね〜」 なるほど、そう言えば私のところの「泉清吉」も祖父の時代に、同じ名前を名乗る刷毛師がでたのであわてて泉清吉を登録商標にしたと親父から聞きました。 現在も泉清吉刷毛には「登録商標 泉清吉」と押してあります。 |
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後列 左から 鎌倉彫師 田中光堂さん 奥様 泉清吉 前列 左から 淡中(たんなか)さん 斎藤さん お忙しいところ、手を止めて製作実演をしていただき本当に有難うございました。 刃物マニアの方ならお分かりいただけるものと思いますが、鋼がハイスだったり、青紙スーパーだったり白紙2だったりこんなお話だけでもうれしくて。そして飛び散る火花を見れば鳥肌ものです 実は漆の方の中にも刃物や砥石がお好きな同好の士はたくさんおられます!皆、話しが止まらなくなりますね。笑 |
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