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2008年5月14.15日と広島市立大学・ 芸術学部・漆造形工房さんにお伺いいたしました。

2日間にわたり、大塚智嗣先生研究室で、漆刷毛の製作実演とお話をさせていただきました。

広島へは、わたくしのあまり得意でない飛行機(?_?)で行くことになりました。


広島は2度目になります。約30年ほど前に広島仏壇を製作しておられる工房へおじゃましたことがあります。

今回、調べてみると当日のお昼に大学に到着する為には始発で出ても 、飛行機の出発時間には、ギリギリ間に合うか会わないかという状況でした。

その為前日に池袋のホテルに宿泊してから出発となりました。池袋に宿泊とは、あまりに近くなので不思議な気持ちです。 都内は始発電車が早いのです。

9時45分広島到着。

バスで市内に向かいます。

大学への乗り換えで手間取り、講義開始ギリギリとなつてしまいました。


大塚智嗣先生と校内で待ち合わせて、工房へ。

きれいな工房でびっくり!しました。

良いですねぇ〜皆さん。

こんな制作環境の良いところで学べるなんて!

大塚智嗣先生、助手の世羅さん、ドイツから留学されているナターシャさん、工房しんたく の新宅智也さんも含めて12人の大勢さんでした。

まずは、一番びっくりされる「毛揃え」の工程からスタートです。

金髪、インドの髪毛には驚いてもらいました。笑

代表して4人の方に、赤毛半通しの1寸の巻込作業を体験していたた゜きました。



翌日、朝早く起きてひとりで原爆ドームを見学。

そして大塚先生が、お忙しい中、宮島を案内してくれました。有難うございました。

世界遺産、宮島は初めてなのです。広島市内からクルマで30分ぐらいだったでしょうか。予想外に近く、そして大きな島でした。

大塚先生は、この、宮島の木工芸の調査研究もなさっています。なるほど、みやげもの屋さんにはどこも、大きなものから小さなものまでの「しゃもじ」が置いてありました。

資料館も見学しました。彫りの広川さんの工房にもおじゃましてお話を伺いました。


上段 

左から

世羅幸枝さん   大塚智嗣先生

舛岡真伊さん   竹岡亜依さん

泉清吉       一田萌里さん

下段

左から

山口菜央さん   城間美里さん

近友円さん     檜山沙世さん

都野夏未さん   ナターシャさん

 


2日目の製作は、昨日製作していただいた赤毛半通しをほどいて、仕上げの工程です。

しっかりと紐が刷毛に食い込んで良く締まっています。

鉋を使って仕上作業。そして、全員の方に切出しと毛摘みを体験作業していただきました。

ノコギリ、鉋刃、なかなか慣れない道具を使ってのことなので大変です。

しかし、うまい具合に出来上がりました。

最後にわたくしが、叩き、ほぐし・ゴミ出し作業をして終了となりました。


今回は、戸河内挽物の工房しんたくさん(新宅智也さん)もお出でくださいました。

新宅さんは広島市立大学の学生さん達と地元産漆の復興を試みて奮闘しています。

「くろめたサラサラの漆には前回頂いた、極薄の刷毛がとても具合良いですよ」

と言っていただきました。有難うございました。写真は新宅さんの極薄刷毛。


作業流し台には、キチンと面直しをしてある砥石が整然と並んでいます。

普段の皆さんのお仕事ぶりがわかりますね。

昼には大塚先生に、おいしい広島お好み焼きのお店をご紹介してもらいおいしく一緒にいただきました♪

5時15分に大学を出てバスセンターまで行き、8時15分の飛行機で羽田に戻りました。

とても楽しく製作実演とお話ができた2日間でした。

にぎやかに、楽しく、そして一生懸命に鉋刃で切出しもしていただきました。少しでも、伝統道具の漆刷毛をご理解いただければ、本当にうれしいです。大塚智嗣先生、皆さん、有難うございました。


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